だから何なの?

いきなりケンカ腰のタイトルですみません。

しかし、生きているとこう思うことがたまにあります。

その例の一つとして、テレビで流れる芸能ニュースで度々その感情が沸きます。

私は実際はテレビはあまり見ないのですが、ネットニュースで嫌でも目にしてしまうのです。

だから「嫌なら見るな!」と言われても、この情報過多の現代社会ではほぼ無理な話なんですよね。

 

具体例をさらに挙げると、芸能人の不倫ニュースなどがそうです。

まず最初に申し上げておきたいのは、不倫には反対です。

なぜなら周りの人に迷惑がかかるからです。

不倫をしている当事者間で終わる話ではなく、特に既婚者の場合はその家族である配偶者、子供もいればその子供にも迷惑がかかります。

そして家族に深い傷を残すこととなり、特に子供に対しては一生消えることのないトラウマを残しかねず、その親のことを信用することはないでしょう。

バレなきゃいい、と思っているのは本人たちだけです。

頭の中がお花畑状態だから気づいてないのかもしれませんが、バレバレです。

ちなみに私は職場の社内不倫に遭遇したことがあります。

私は不倫したことないですからね、念のため(笑)!

上司と同僚が不倫していましたが、周りは皆知っていました。

でも本人たちは本気でバレていないって思っていたらしいですが、あれは小学生でもわかるでしょ(笑)ってしばらく笑いの種になったものでした。

 

話を戻して、この不倫ネタってよく芸能ニュースで扱われますよね。

日本人てそんなに不倫に興味あるんでしょうか?

ワイドショーではトップニュースとして扱われることがあります。

それを見て思います、「だから何なの?」。

不倫はいけませんよ、法律上としては不法行為として扱われる許されざる行為ですよ。

けれども取り扱われ方が異常ではないですか?

これについて当事者家族たちが騒ぐのは理解できますが、何の関係もない第三者が、人によっては怒り狂いながら騒ぐ様子を見ると、いらだちや呆れるのを超えて感心すらしてしまいます。

よその家庭のことでよくもまあこれだけ・・・って。

 

この不倫ネタに夢中になれる心理とはどんなものなのでしょうか?

例えば俳優の東〇氏の不倫相手である女優の唐〇えりかさんは猛バッシングを受けましたが、皆なぜあそこまで彼女を攻撃したのでしょうか?

同じような境遇の女性たちが自己を投影していたのかもしれませんが、あのように彼女を批判して自分を正当化しているのもあるかもしれません。

私個人の視点としては、おかしな正義感からやっていることとしか思えないのですが、自分たちはあくまで正しいことをやっていると信じているのでしょう。

ただどちらにしろ、感情で動いていることには変わりないのですが。

人間に感情がある以上は仕方ないのでしょうが、度が過ぎていると言わざるを得ないときがあります。

 

とはいえ、この不倫ネタがなくなることはないでしょう。

世の人々がこのネタに飛びつき、メディア側もそれで視聴率が稼げるから流し続ける。

需要と供給が見事に合致しているわけです。

と、こうやって冷静に分析しているつもりの私も、無意識のうちに見事にメディアの罠にはまっているだけなのかもしれませんが・・・。